マッチング奮闘記~Dr.マクロ編~

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Ola!みなさん、いかがお過ごしですか。火曜日は祝日なので、1日働けば少し休憩ですね!まあ、医療界にはあまり関係ない話かもしれませんが・・・(´;ω;`)

さて、最近マッチング結果が発表されたようです!読者の中には医学生の方々もいる?かなと思いますので、マッチングが決まって晴れて初期研修医になられる方々、そしてこれからマッチングを受ける医学生の方々に我々トリッキー先生よりメッセージを送りたいと思います。

第1回目はわたくし、Dr.マクロです。

マッチング先の選び方

私は、研修先選びに関しては、そんなにこだわりはありませんでした。ただ、下記するくらいの希望は持っていました。

  • 出身都道府県から出る
  • ハイポかハイパーならハイパーがいい
  • 市中病院がいい
  • 尊敬できる指導医に巡り合いたい
  • 素敵な同期に巡り合いたい

です。上2つは絶対的な希望ではなく、結果としてそうなればいいなと。下3つは絶対条件でした。ただ、とても難しい条件です。だって同期なんて就職するまでわからないし。素敵な指導医に出会えるかどうかも運次第です。

とまあ、とりあえず病院見学っていうものがあるらしいと知ったマクロ医学生は、マッチング本で偶然に知った市中病院に見学に出かけたのでした。

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大学か市中か

これも学生の方々にとっては、悩みどころです。私も悩みました。。。。ただ、やはり初期研修医の時代は、頻度の多いいわゆるCommon Diseaseに対する診断、治療をしっかりと学べる、ことを目標にしたいと思っていました。

そう考えると、どうしても市中病院志望になります。また、

  • 大学病院→市中病院
  • 市中病院→大学病院

の2つだと、圧倒的に下の順番のほうがやりやすいように思います。大学病院研修だと、3年目に入局する流れに自然となるし、あまり3年目から「大学を出て市中でやっていくぜ!」とはならない気がしたのです。だって知り合いだらけの大学病院はきっと居心地いいですからね!

入局するかどうか、そして診療科自体も悩んでいたマクロはもう少しモラトリアムに浸りたいなと思い、市中病院にしたのです。

病院見学~いきなり見つけた運命の相手~

1つ目の病院見学は、出身都道府県よりもさらに都会にある中規模の市中病院に行きました。

今でも鮮明に覚えていますが、自分の出身大学の研修と何もかも違っていました。病棟管理も救急外来も、研修医が主体的に仕事をしており、とても忙しそうにしていました。忙しそうなのに、なんだか楽しそうだし、色んな知識を見学生である自分に教えてくれました。今となっては、私に教えてくれることで、自分も勉強していたのだなと理解できます。

また上級医の役割も若い学年がやっていました。最初10年くらいの先生なのかなと思っていた先生が、まだ後期研修医だと聞いて「え!?」とびっくりしたことを覚えています。

見学期間中に、ここを第1希望にしよう!と決めてしまったマクロなのでした( ´∀` )。

見学病院へ必ずしていた質問

  • 同期の先生方は仲良しですか
  • 上級医の先生方は尊敬できますか
  • 後輩にその病院での初期研修をすすめますか
  • この病院での初期研修の弱みはなんですか

これらの質問は必ず聞くようにしていました。学生の皆さんも自分なりの質問集を作っておくといいと思います。時間つぶしにもなりますw

これらの質問に、つくろった答えではなく、誠実に正直に答えてくれる研修医に付けるとかなり幸運です。私が上記の病院で付いた研修医の先生は、包み隠さずご自身が思うことをすべて教えてくださいました。

試験

その後、2つくらいの病院を見学して、受験病院を決めました。

  • 第1希望:上記の市中病院
  • 第2希望:総合診療科のある市中病院
  • 第3希望:母校の大学病院

あまり多くの病院を見学する時間もなく、また診療科の希望は決まりつつありました。第2希望まででマッチングできなければ、母校に一生を捧げようかななんて思い、上記の順番にしました。

試験は、いずれの病院でも面接がありました。面接のときは、以下の点を特に意識しました。

  • 礼節はしっかり練習(これは最低限必要)
  • 志望理由をしっかりと(取り繕う必要はなく、なぜ志望したのかを具体例とともに)
  • どんな質問も具体例とともに、その経験から得たものを伝える
  • さらにさらに、その得たものをどう活かしていくかを語る

です。特に、自分が今まで頑張ってきたこと(これは部活でも趣味でも、学外活動でもなんでもよいのです)を伝える必要があります。ただし、伝えるのみではキラリと光る受験生にはなれません。その経験から得られた学びや教訓を伝え、それをいかに研修で、ないしは社会の一員として活かしていくかを伝えるのです。

例えば、海外留学の経験もあり学外活動も積極的に頑張ったような優等生がいたとします。勉学もそつなくこなしています。スペックだけみると申し分ないのですが、その経験から得られたものは何か、それを活かしているか、これから活かせるかということを意識できていないと単なる経験の詰込み学習です。そこから何を学んだか、が重要なんですね。

結果

そんなこんなで、面接では礼節の部分でやや失敗があったのですが、面接ではむしろしゃべりすぎたかな?なんて思うくらい熱弁したマクロなのでした。

結果発表の日はとても緊張しましたが、見事?第1志望の病院に合格しました。あとから聞いた話ですが、面接部分の採点では全体で1番だったよと、2年後くらいに教えてもらいました(試験の点数は秘密です。。。絶対に・・・・(´;ω;`))。

来年から初期研修医となる皆様へ

上記に、私のマッチング経験と面接で重要なポイントを語りました。これは初期研修中も常に意識しておいてください。つまり、上記のアドバイスを初期研修に置き換えると、

  • 日々診療させていただく、患者さんから何を学んだのか意識してください
  • そして、それを何らかの形で記録しまとめます(おすすめはOneNoteとAnki、ツールはマインドマップ)
  • 次の診療に活かします
  • 若手だからこそ、EBMを武器に!

患者さんは好き好んで研修医に診てもらいたいわけではありません。でも、教育病院だししょうがなくない?なんていう理屈、自分の家族ならどう思いますか?研修医だから許しもらえるというのは、社会人としての意識不足です。日々勉強し続けましょう。そして、患者さんから得られる尊い経験を無駄にしないように、記録して次に活かしましょう!それが自分を高める一番の近道であるとともに、診療させて頂いた患者さんへの恩返しかと思います。

さて、長くなってしまいました。私とは一味も二味も違う、マッチング経験をDr.空手とDr.ほほえみが共有してくれます。ちなみに3人とも同じ研修病院なのですが、こんなにも違うのかということを感じてもらえたらと思います!

Adios!

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