カフェイン抜き①

ライフハック
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Ola!Dr.マクロです。

皆様いかがお過ごしでしょうか。コロナウイルスは少しずつ感染者数も減ってきておりますね。ワクチン接種も複数の医療機関で開始されるとのこと。1年間、みんなで戦ってきた成果が出るとよいですが。

今回は医学的というよりも、私自身が最近やっていたカフェイン抜きのことを報告したいと思います!たまにはこんな感じの記事も良いのではないかと思って(笑)。

重度のカフェイン依存でした。。。。

実はわたくし、自称カフェイン依存でした。はい。結構、医師の方々はコーヒー漬けの毎日を送られている方々が多いのではないかと思います。同僚にも何人もいますね。

味が好き、眠気覚まし、惰性で飲んでいる、刺激が欲しいんだ!などなどいろんな理由がありそうですが、私が飲んでいたのは味が好きなのと、苦みの刺激が欲しかったからです。

飲んでいたのはブラックで、自分で挽いたりはせず缶コーヒーや、コンビニ/カフェチェーン店で購入して飲んでいました。3-5杯程度は飲んでいたでしょうかね。そのため利尿もすごく、頻尿です!

カフェインが抗利尿ホルモンを抑制する効果があるので、自由水排泄が促進されて著明に尿量が増えます。またコーヒーにはカリウムが多めに含まれているので、尿細管に到達するカリウム量が多く尿量が増える、という機序もあるようです。

ただ本当に尿量が増えるのか、尿浸透圧が下がるのかははっきりしていないのが現状です[1, 2]。

ともあれ、毎日毎日コーヒー漬けの毎日だったDr.マクロなのでした。。。。

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カフェインの効果

さて、ここでカフェインの良い点悪い点をまとめてみましょう!

メリット

  • 覚醒効果
  • 頭痛発作時の疼痛軽減
  • パーキンソン病の発症リスク低下[3] *閉経後にホルモン療法を行っている女性を除く
  • アルツハイマー型認知症のリスクをほんの少し軽減[4]
  • 2型糖尿病のリスク軽減 [5, 6]
  • 便秘の改善[7]
  • 肝硬変のリスク軽減[8]
  • 閉経後の女性における骨密度の上昇、骨粗鬆症のリスク低減[9, 10, 11]
  • 尿酸低下と痛風発症のリスク低減[12, 13]

デメリット

  • 慢性的な使用で頭痛の誘発
  • 焦燥感や不眠などの精神症状を誘発
  • 大量摂取で不整脈(致死的不整脈も含む)
  • カフェイン依存と乱用
  • タバコやアルコール乱用につながる可能性[14, 15, 16]

これだけ見るとカフェイン取った方がええやん!ってなりますね(笑)でも注意点はメリットに引用しているエビデンスはいずれも強くないことカフェインの効果なのか、コーヒー抽出物自体の持つ効果なのか不明なことです。

すべてコーヒーや緑茶、紅茶で研究されておりますが、カフェイン錠では一切ヒトでの研究はされておらず、効果不明です。

よって、コーヒーを飲んだ方がよいのか、カフェイン摂取をした方がよいのかは誰にもわかりません。ただ依存症を考慮すると常在は全くお勧めできませんね。

Dr.マクロの場合

私の場合は、元々の片頭痛に頻度が増加したこと、夜間の入眠障害がったことがカフェイン断ちのきっかけです。

小学生のころから片頭痛はあったのですが、曇りや雨の日にいたくなる程度で月に2-3回程度でした。

大学生に入り、コーヒーを摂取す量になって(特に量が多くなって)、週2-3回は必ず片頭痛がおこるのです。ほかの環境が変わらず、特にストレスを感じたりしたわけではないのに発作が増えたので困っておりました。

また、夕方にも摂取していた影響もあり夜もギンギンに覚醒しており、疲れているのに眠れないという日々を数年来続けていたんです。

薄々はカフェイン取りすぎかなと思ってもいたのですが、忙しさにかまけて目を背ける毎日。

でもコロナウイルス感染症の影響で忙しさがさらに増してきたことで眠れないことや頭痛のことが苦しい問題となってきたのです。

DSM-Ⅴというアメリカの疾患枠組みのカフェイン依存症の診断基準の中に日常生活が阻害されることが立派に入っているではありませんか。これだ!と思いましたね(笑)

思い立ったが吉日

さっそくカフェインを絶ってみました!いったんコーヒーをやめて、麦茶や水なで過ごし始めたのです。

意気揚々と始めたはいいものの、それは地獄の始まりだったのです。。。。。

カフェイン抜き②につづく

引用文献

  1. Neurourol Urodyn. 2005;24(7):611.  PMID: 16167356
  2. Int J Sport Nutr Exerc Metab. 2005;15(3):252. PMID: 16131696
  3. Ann Neurol. 2002;52(3):276.  PMID: 12205639
  4. Neurol Res. 2007;29(1):91.  PMID: 17427282
  5. Arch Intern Med. 2009;169(22):2053.  PMID: 20008687
  6. Diabetologia. 2009;52(5):810. PMID: 19266179
  7. Eur J Clin Nutr. 2006;60(5):650.  PMID: 16340942
  8. PLoS One. 2015;10(11):e0142457. PMID: 26556483
  9. Am J Clin Nutr. 2001;74(5):694.  PMID: 11684540
  10. Am J Clin Nutr. 1994;60(4):573. PMID: 8092093
  11. Osteoporos Int. 2003;14(1):34.  PMID: 12577183
  12. Arthritis Rheum. 2007;57(5):816.  PMID: 17530681
  13. Arthritis Rheum. 2007;57(5):816.  PMID: 17530645
  14. JAMA. 2006;295(10):1135.  PMID: 16522833
  15. Circulation. 2006;113(17):2045.  PMID: 16636169
  16. CNS Spectr. 2006;11(12):966.  PMID: 17146410

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